2016年3月8日火曜日

関係者の思い(設計)

今日は明徳館の設計を担当している、日建設計の金子公亮さんをご紹介します。
設計者としての思いもあわせてお聞きしました。


 *** 金子さんからのメッセージ ***

本学の顔にふさわしい、品格や機能美を感じられる建物を目指し、設計を行いました。
外観は、大学カラーである橙色のタイルを纏い、水平庇を積層させたシンプルかつシンボリックなものとして提案させていただきました。建物を特徴づける水平庇は、日射負荷を低減するとともに、刻一刻と変わる影を捉え、彫の深い豊かな表情をもたらすことでしょう。
内部は、将来どのような用途にも転用できるフレキシビリティの高い計画を目指しました。本計画の主題であるラーニングコモンズでは、プロジェクターやスクリーン、照明等を自由に吊るすことのできるグリット天井の採用など、新しい試みに取り組み、多様化する教育プログラムに追随可能な計画としました。加えて、学習環境の充実だけはなく、木のぬくもりが感じられるカフェやラウンジ、階ごとに性格付けされた明るいアメニティ空間など、ホッと一息つく場も用意しています。
学生のみなさんに「知的創造の場」、「憩いと交流の場」として活用され、ここで得たものを礎に世界に羽ばたき、活躍されることを期待します。


株式会社日建設計 
設計部 金子 公亮

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本学の要望を柔軟に受け入れて、いつも真剣に考えてくれる金子さん。
これからもよろしくお願いいたします!

次回の更新にご期待ください。